ある対象を描いた作品があったとして、その物語世界の中でネガティブなニュアンスで描かれていたとしても、作者・作品の意図あるいはその作品で表現される核となる本質は、対象そのものを否定・非難することとイコールになるとはいえないのよね。
国語の教育では作者の意見や作品の感想を書くけれど、国語の試験となると文章を読んで問に答えることになる。似て非なることのはずなのだけれどもどうも混同されがちに思う。
そもそも自分がなぜそう思い至ったか、考え至ったか、理由以上の自分自身の持つ背景や文脈についてあまりに無自覚なんじゃないか、とかそんなことを思ったのでした。
