飲みに行く約束をしていたのだけれども、先方都合で中止になり、手持ち無沙汰になったため、以前人に聞いたインターネット上に一切情報のない居酒屋へ2年半ぶりくらいに行った。あいかわらずゆったりした時間。600円のぶりの刺身が非常に美味しかった。安すぎる。
この1年くらい週に1回か2回行くカウンターだけのお店があって、よく会う人々と話していたところ、その場にいるお客さんたちが店主とともに釣りに行ってからカラオケに行き楽しかった話で盛り上がっていた。そんなことをしていたとは全く知らなかった。
色々思い出す。
夏休み前に「『学校の怪談』観に行こうぜ!」と言っていたのに休み明けになったら自分以外のみんなで観に行っていたのがわかったこと。
小学校3年生のときだったか、つっちーという子が引っ越してきて、近所のみんなで毎日のように遊んでいた。今の時代(当時も)は絶対やってはいけないマンション内鬼ごっこなど、スリリングな遊びで楽しんでいた。彼が引っ越してきてから1年後くらいのある日の昼休みに「昨日の誕生日会楽しかったね!」と盛り上がっているのを聞いてしまった。一体何の話だろう、誕生日会って誰のだろう。何も気にしていないかのように「誕生日会だったんだね」と聞いたら「そうそう、つっちーの!」と元気に返してきて、そこからつっちーを土屋くんと呼ぶようになってしまったこと。
ひとしきりカラオケに行った話で盛り上がったあとで「~~みたいなこと俺らやってるんだよね」と悪気なく笑って教えてくれる店主たち。
週に1回か2回行って、それこそ結構楽しく過ごしていたのだけれども、そういう輪の中に入れないのは小さい頃からずっと変わらない。一体これって何なんだろうか。落ち込んでいるとか悲しいということでもないのだけれども、属することができない人間であることを改めて思い知った。そういう内輪ノリみたいな常連コミュニティには入れない。
以前全く別の店でも「みんなでバーベキュー行こう!」という話になったときも自分は参加しなかったのよね。参加できなくてもないんだけどそこに対して喜んで飛び込んでいけない。どこか一線を引いているのだよね、心のどこかで。
職場が変わることで件の店にも行くことは以前より格段に少なくなるだろう。何かの潮目なのかもしれない。
