数千枚の波の果て

Since 2026.7.14

幻のソロアルバム

四年くらい前、仕事が終わったあとで会社の最寄りの図書館へ通い始めた。目的は特にないということもなく、当時取得を目指していた資格の勉強をするために寄っていた。平日の夜の図書館は想像以上に人が多い。大学生がレポート書いたり、高校生が参考書積み上げていたり、スマホいじってたり。それ以上に多かったのは自分と同じような社会人。最初に行ったときは本当に驚いた。総務省の「社会生活基本調査」においては、令和3年の調査だと、社会人の一日あたりの平均勉強時間は全国平均七分らしい。七分って。

学校の勉強だけが勉強ではない。むしろ自分は高校生の時には自分の気になったことを調べたりしていた。その手段の一つとして本を読んでいた覚えがある。そういう読書も勉強を含めたら確かに割と勉強しているのかもしれない。ただここ何年かはガッツリ集中して本を読むことがなくなっていたので、全国平均七分というのも不思議ではない。

今もたまに図書館へ行く。ただみんながみんな勉強しているわけでもなく、全然勉強していないし本も読んでいないけど、ひたすら座ってスマホいじっている人もいる。そういう人に限って端っこの一番いい席に座っている。頼むから帰ってくれ。帰れ。

一般販売されていない映像作品も借りられるのはあまり知られていないことかもしれない。先日『ハルをさがして』という一般販売されていない映画をレンタルした。この映画の主題歌が甲本ヒロトの『呼んでくれ』だった。この曲はスタジオ録音されているのだけれどもリリースされておらず、若干ピッチの早いカセットテープ音源が出回っているのみ。正式なスタジオ音源が聴けるのはこのDVDだけなのであった。

ちなみにこのスタジオ音源は甲本ヒロトの発売されなかったソロアルバムの音源ではないかと推測される。当時ヒロトが組んでいたヒューストンズというバンドに参加していたピアニストの有吉須美人さんのHPに以下のような記載がある。

Publications and Recordings:
~~略~~
1995年
甲本ヒロト(ロックバンド「ブルーハーツ」のボーカリスト、現ハイロウズ)のソロCDアルバム(未発売)に参加。

このソロアルバムの存在はインターネット上だとここにしか記載されていない。その他メディアで見たことも今のところはない。その他のヒューストンズとして出回っている音源も、実際にはソロアルバムとして録音されたのではないかとにらんでいる。(95年に山中湖のスタジオで録音した、みたいな記事をどこかで読んだ気もするけどなんだったか。詳しい人教えてください)

図書館のよさについてはまた今度にする。