「止まない雨はない、みたいな言い回しがなんか好きじゃないんだよね」と昔の職場の先輩がよく言っていた。「紋切り型の常套句を好まない」ということだと思うのだけれども、わかる気もする。今や確認のしようもないけど。答えなんかないけれども。
止まない雨といえばここ最近の天気のようで、長く降り続く雨はどうにも陰鬱さがつきまとう。その陰鬱さは誰が決めたわけでもなく、言ってみれば反射神経であって思い込みに近い。
表に出て用を済ませることがなければ何ということもない。
要するにその状況において、適切な対処ができていれば気にならない、という話なのだけれども一体全体そんなわけにもいかない人々の社会生活はどういったことなのか。そんな十代のうちに考えるようなことを今でも不思議に思う。一度考えたことだろうと何度でも考えてみてもいい。
常々答えがあると思って考えているフシがあるので気をつけておこう。
