数千枚の波の果て

Since 2026.7.14

厄介な変数

もう7営業日ほど在宅勤務が続いている。人にほぼ会わない生活、会話もない生活はなかなかつらいと言いつつ、これが次の仕事が始まったらウンザリしてきたりするんだから結局はないものねだりなのか。

在宅勤務だと基本的に昼食は自炊だ。この時期の自炊だと夏休み中のお母さんのごとく毎日そうめん。揖保乃糸などの高級品ではなく、暮らし良好の安いものを買い込んであるので消費していっている。まあ美味しくいただいているのだが、薬味のバリエーションにも限度がある。生姜、みょうが、小ねぎ、納豆、オクラ、とろろ、これらから2つほど選んでいくパターンになる。

n個からk個取り出す組み合わせの問題に当てはめていくと、6種類の薬味から2つ選んで、重複なしの場合だと6×5/2×1=15パターンか。極めてどうでもよいが「自分の生活に寄り添う計算」というのはちょっと面白い。あと何があるかな。

駅まで歩いて15分、バスで5~10分のところに住んでいます。普段はバスを使って出勤するのですが、このバスはしょっちゅう遅れてしまうことから見切りをつけて徒歩で出勤することがあります。この場合、バスの遅延が何分遅れになったら徒歩の方が駅まで早く着く、もしくは同着できるでしょうか。

遅延する時間がわからないからxにすると、

x+バス乗車時間=15となると徒歩と同着になる。

バス乗車時間は「5~10分」だから、乗車5分なら10分遅れ、乗車10分なら5分遅れで徒歩と同着になる。遅延5~10分あたりが分岐点になる。

もう少し単純にしたい。平均のバス乗車時間を7.5分とすると、xも7.5分。つまり8分遅れだったら歩いた方がよい。もう少し単純にしたい。平均のバス乗車時間を7.5分とすると、xも7.5になる。つまり8分遅れだったら歩いた方がよい。

みたいな。答えを出すためにやや条件を変えてしまった。あとどんなのがあるかな。薬味をもっといじるか。

2つ選ぶパターンじゃなくて、3つにするとどうなるか。

6×5×4/3×2×1=20

あれ、3つ選んでるのに5日分パターン増えてないか、すごい!貧乏人の財テク。

じゃあ4つ選んだら、というと

6×5×4×3/4×3×2×1=15

今度は減る。

5つとなるともっと減り、6つとなれば1パターン。

組み合わせにおいてはちょうど半分くらいがもっともパターンが増えるということなのか。お~。

バスの計算があっているか不安になったから、ChatGPTに聞いてみたところ「徒歩とバスの損益分岐点をもう少し現実的に」というダメ出しが入った。

バス停で3分待ってから「もう歩こう」と決断した場合、その3分はもう取り戻せません。徒歩15分なら合計18分になるので、

x+乗車時間=18

になる。つまり「バスを待ってから諦める」という行為が一番損なのでは。どうやら人生には「見切りをつけるまでに使った時間」という厄介な変数が存在する。

だと。やかましいわ!