数千枚の波の果て

Since 2026.7.14

映画は映画館に限る

ちいかわの映画を観に行った。最後のオチ(っていうのか)にも非常に納得のいくものだった。永遠の命を手に入れる代償は、古今東西さまざまな物語に点在している。

立派な大人の中にも確かに存在する「言語化したくない幼児性」を体現している、ちいかわというキャラクター。そのときどきの感情や状況、現在を表現するハチワレ。何も語らないが見通しているようなウサギ。

ちいかわ自身は幼児性を体現しているキャラなのだけれども、今回の映画の中では少し大人っぽい行動を担っていた。ああいった生き物が何も言わずに去っていくのは、昨今の説明過多な物語が多い中で特筆すべきことだったんじゃないか。

また、島の住民たちというキャラクターもとてもよかった。影のように描かれている姿からして、彼らは仲間ではないことが暗に示されていると思う。展開が早いのもとてもよかった。

帰りは全身ビショビショになってしまった。雨予報の日に自転車で外出するもんじゃない。

映画は映画館に限る。