数千枚の波の果て

Since 2026.7.14

条件と承諾

条件面談というのを受けた。Yシャツとネクタイにジャケット、という真夏に似つかわしくない格好で赴いたところ

「こんなに暑いのにそんな格好しているんですか?ああ、でもまだ条件面談だから念のためってことですよね、すみません」

と自己完結されてしまって何も言えなかった。もし私服だったらどうするつもりなのか。出社するたびにそういうことを言われてしまうのか。戦々恐々としながら話を聞いていくと、条件自体は何も問題なく、むしろ基本給がぐっと上がるので大満足。「正直この年収ってどうですか?」と聞かれたが、思わず片微笑んでしまった。大人になっても、この年になってもニヤけてしまうのだ。とっさに唇を噛み締めたあとで「よいと思います」、とすまし顔(当社比)で伝えたが不気味に思われていないか今になって不安である。しっかりしろ。

振り返るとこの段階で更に年収交渉できていたのだろうか。もう少し粘ってもよかった、と思うのはあとの祭りだけど、そんな余裕なんてない。とりあえずその日のうちに内定承諾しましたよ、やっと転職活動が終了に向かって本当にホッとした。